アヴァンス法務事務所 債務整理

個人再生 官報 いつ

個人再生をしたらいつ官報に載るかですが、全部で3回です。

1回目は個人再生の開始決定が出たという事実が掲載され、
1回目は裁判所へ申立ててから大体1ヶ月後です。

通常は提出された申立書の不備や補足箇所がないかなどを確認してから、
個人再生が必要だと裁判所が判断した後に出されるので必ず1ヶ月後とも限りません。

繁忙期だと確認までに時間がかかります。

2回目は小規模個人再生だと
返済の計画案に債権者が反対する機会を設けるためにその期間が掲載され、
給与所得者等再生だと意見を出せる機械が設けられてこの期間が掲載されます。

手続きで内容は違いますがどちらも再生債権者のために設けられた機会です。

3回目は最後に再生計画を裁判所が許可したという決定の掲載で、
この認可決定の官報掲載から2週間で確定へと変わって
再生計画に基づいた返済が開始されます。

実際は完済するまでが手続きの終わりですが、
通常はこの確定を持って手続きは終結になり裁判所の手から離れます。
 

個人再生 官報 公務員

個人再生をすると官報という国の機関紙へ
名前・住所・借金を免除してもらったことなどが記載され、
官報販売所で購入したりインターネットで閲覧も出来ます。

ただ、一般人は読むことは殆どなく、
名前が掲載されるのも数ヶ月の間に2回ほどで
官報個人再生をしたことが判明しても、公務員の職を失うなどの心配はないですし
職場へ知られることもかなり低いです。

ただ、「共済組合」の場合は注意で
これは公務員などが利用できる社会保険組合で、
これから借入をしている人がすると
裁判所から職場へ通知が行って知られます。

任意整理でも受任したことの通知は発送されますが、
任意整理だと手続きを行う業者が選べるので
周囲に知られずに債務整理をしたい時は任意整理にして
共済組合を外す必要があります。

また、借金や債務整理が職場に知られても、
公務員の職業には影響はなく、大体は知られること自体もほぼないです。

知られても法律で解雇や懲戒処分が許される理由が定められていて、
債務整理を理由に解雇や懲戒処分は出来ません。
 

個人再生 官報 ヤミ金

個人再生を行って官報に情報が載るとヤミ金から勧誘が来ることもあります。

これは個人再生をすると
個人の信用情報を管理している信用情報機関に事故情報が掲載されて、
金融ブラックやブラックリストに載ります。

事故情報は通常は5~10年間は保存されて、
この期間は新たなローンの申込や融資なども受けられません。

通常ならヤミ金を利用する人はいませんが、
それでも利用している人は正規の貸金業者を利用出来ないためで
金融ブラックになっている人がターゲットになります。

正規の貸金業者から融資は受けられないが、
どうしても資金が必要になったときに
ヤミ金からのDMがあると連絡したくなる可能性はあります。

ヤミ金官報に載った方の情報をもとにして勧誘をする理由はこのためと言えます。

また、借金が減額されるので、前と比べて経済的に余裕が出ることもあり、
金融ブラックでも今は借金返済が少なくなっている人を狙うのも
理由かもしれません。
 


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ご挨拶

サイト管理人のカナコです。
独身時代、法律事務所に勤務していました。
債務整理のご相談を主に扱っていました。
もっと早くにご相談いただければ・・・、と思うことも多々。
もどかしい思いもしました。
そのときの経験も踏まえて債務整理についてまとめてみました。
お役に立てれば幸いです。

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